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第44回日本歯内療法学会学術大会

大会長挨拶

第44回日本歯内療法学会学術大会

大会長 鈴木 規元 
(昭和大学歯学部 歯科保存学講座 歯内治療学部門 教授)

 このたび、第44回日本歯内療法学会学術大会の大会長を拝命いたしました。歴史ある本学術大会に携わらせていただけることを身に余る光栄と存じ、心より感謝を申し上げます。

 本大会は、202378日、9日の2日間にわたり、昭和大学上條記念館(東京都品川区)において開催させていただく予定です。現在、医局員一同、滞りなく皆様をお迎えできるよう、鋭意準備を進めているところでございます。微力ではございますが、重責を果たすべく精一杯努力して参る所存ですので、皆様のご指導、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 

 コロナ禍の時代となり、早3年が経とうとしております。歯科医療従事者にとっても、これまでにはなかった数多くの問題に直面してきたことと思います。種々の学会やセミナーもWeb開催があたりまえとなり、本学術大会もしばらくの間、会場開催の断念を余儀なくされてきました。しかし、これからは”withコロナ時代“として、新たな一歩を踏み出していかなければなりません。コロナ以前に戻るのではなく、より進歩し、発展した時代を形作っていくことになるでしょう。それは私たちが携わる歯内療法においても同様ではないでしょうか。この高齢化社会において、健康寿命の維持には歯内療法が重要な役割を果たすことはいうまでもありません。変えてはいけない基本を堅持しながらも、常にその時代に即した新たな歯内療法を追究していくことが不可欠でありましょう。

 そんな思いを込めて、本大会のメインテーマは「新たなる歯内療法への幕開け」といたしました。特別講演、教育講演、シンポジウム等の企画講演、口頭発表、ポスター発表、テーブルクリニック等の一般講演を、例年同様に準備しております。新たな時代に、より進化していく歯内療法について、皆様で考えていただける大会になれば誠にうれしく存じます。

 本大会は、都心部の交通の便利な会場において、4年ぶりの、そして待望の対面開催を目指しております。ぜひ会場までお越しいただき、久しぶりに皆様との旧交を温めつつ、活発な討論や情報収集を行っていただけますよう、お待ち申し上げております。多数の皆様の演題および参加のお申し込みを、心よりお願い申し上げます。